オールオン4
入れ歯でお困りではありませんか?
※平成17年4月~令和6年5月末まで
※即時5本~即時7本での症例も含む
※五十嵐歯科医院での埋入本数です
※ノーベルバイオケア社、3i、ストローマン社ネオデントのインプラントを使用しています
自分の歯のように、好きなものが何でも食べられ、固いものも自由に食べられたらー。そんな患者様の願いを叶えてくれるのが、顎の骨に直接インプラント(人工歯根)を埋め込み、骨と結合した時点で人工の歯を固定するインプラント治療です。
部分入れ歯、総入れ歯とは異なり、ご自分の歯のように噛め、骨が痩せるのも防いでくれます。
オールオン4とは
オールオン4とは、インプラント治療の一種で、歯を全て失った場合に、できるだけ少ない本数(片顎4〜6本)のインプラントで人工歯を支え、全体的に噛めるようにできる治療法です。
ほとんどのケースで、インプラントを埋め込んだ直後に仮歯を入れられますので、手術をしたその日に見た目の回復、噛む機能の回復が可能という画期的な治療法です。(骨量、骨質が悪い場合は、3〜4ヶ月後に仮歯が入る場合がありますのでご相談ください)
今まで入れ歯が合わずに全く噛めなかった、あるいは残存歯がボロボロで食べるのが困難だった、というような方も、早期にお悩みが解決できる可能性があります。興味のある方はぜひ一度ご相談ください。
オールオン4の治療期間は約6〜7ヶ月
オールオン4では、インプラントを埋め込んだ直後から仮歯を入れることが可能ですが、最終的な人工歯を入れるまでにかかる期間の目安は大体半年くらいです。
回数的には、大体15回ほどの来院ですべてセットいたします。遠方で通うのが大変な方でも、1ヶ月に約2回までの通院で問題なく治療を進めていくことができます。
※治療期間は、歯茎や骨の状態によっても異なります。また、必要なインプラント本数は、お口の状態によっても異なります。詳しくは当院の専門医にお問い合わせください。
オールオン4の治療の流れ
※治療期間などは骨がある場合、無い場合により治療期間が変わります。
オールオン4の手術はリラックス麻酔下で、日帰りで行えます
オールオン4手術では、複数のインプラントを同時に埋め込むため、不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。ですが、オールオン4の手術時には、「静脈内鎮静法」と呼ばれる半分眠ったウトウトした状態にできる「リラックス麻酔」をしながら行いますので、不安感や緊張を感じることなく、心地よく施術を進めていくことができます。どうぞご安心ください。
静脈内鎮静法は、全身麻酔とは違い、完全に眠ってしまうわけではないので、当日にご帰宅することが可能です。
従来入れ歯とは大きさ・形が違う
インプラント4本で支える方式。歯列に歯が並ぶため、口蓋の被いが無くなり、唾液腺を圧迫することなく、爽やかに過ごせます。例えば上顎、グラグラ歯が動く状態でも問題なく手術が行えます。唾液腺を圧迫する義歯を長期間はめると、口腔内が乾燥し、唾液が出にくくなります。これにより、70歳以上の高齢者では、胃酸の分泌が殆ど無くなる方もおり、この為体調が悪くなる原因になる事もあります。
オールオン4 手術当日の流れ
1. 来院 (例11:00)
- しっかり食事をとって、ご予約時間に来院ください。
- お待ちの間にお手洗いを済ませましょう。
2. 静脈鎮静法をかける
軽い眠気をもよおす様にする(例11:30〜)
- お口の中を消毒します。
- 歯科麻酔専門医が静脈鎮静法を行います。
- うとうとした感じがします。眠くなっていきます。
- 鎮静剤が効いてから、お口の中の局所麻酔をします。
3. 手術 (例11:45〜13:00)
- 骨を削ってインプラントを埋め込む。
- 人工歯とインプラント体を接続するアバットメントを装着します。
- 局部麻酔が効いているので、痛みはまったく感じません。
- 時間も短く感じます。
4. 歯型取り (例13:00〜)
- 仮歯のための型取りをします。
5. 休憩と技工作業と仮歯用意
(例15:00〜16:00)
- チェアーでそのまま休憩していただきます。
6. 仮歯の試し装着(例16:00〜17:00)
- 仮歯が出来上がったら、噛み合わせやバランスを入念にチェックして、装着してもらいます。
7. 仮歯装着 (例17:00〜17:30)
- 仮歯をインプラントにねじで固定します。
- 手術が終わって約3時間後に仮歯が入ります。
8. 帰宅→軽い食事 (例17:30〜)
- 術後の注意を受けて、痛み止めと化膿止めをもらって帰宅します。
メリット
オールオン4のメリット
■ 早期に見た目の改善・噛む機能の回復可能
■ お身体への負担が少ない
■ 金銭的な負担を抑えられる
■ お手入れがしやすい
■ 骨を増やす手術がほとんど必要ない
歯を失うと徐々に骨が痩せてしまいます。そのため、入れ歯を長く使っていた方などは特に骨が多く失われていて、インプラント治療をする際に骨を増やさなければならないことが少なくありません。
ですが、オールオン4の場合、「骨の残っている部分を選んでインプラントを埋め込む」、というように行いますので、骨を増やす手術が必要にならないことがほとんどです。その結果、さらにお身体の負担、金銭的負担を減らすことができます。
オールオン4の費用
例えば…
※CTスキャン・身体チェック・血液検査・仮歯の費用も含みます。
※骨移植・多数歯抜歯による骨材の補綴は別料金となります。
※硬質レジン歯が基本となりますが、症例により部分的にセラミック歯にする場合があいます。
オールオン4は、リーズナブルなインプラント
この金額にはCAD/CAMシステムの使用による金額も含まれます。
オールオン4に使用されるジルコニアとは
医療は日々進歩しており、歯科の人工歯の材料も改良が重ねられています。
その中でも、セラミックは体に悪影響を及ぼさない、生体親和性の高い材料として知られており、過去に比べて審美性も耐久性も優れたものが次々に開発されてきています。
近年、CAD/CAM技術が発達することで、ジルコニアという、非常に強度に優れた、精密で美しいセラミックの人工歯を作製することが可能になり、強い力がかかる部分でも、金属を使わない、メタルフリーの治療ができるようになっています。
ジルコニアの優れた特長
ジルコニアには、次のような数多くの優れた特長があります。
■ 噛む力に強く、長持ちする
そのため、噛み合わせの力が強くかかる奥歯、特に強度が必要とするブリッジでも、金属を使用することなく、セラミックのみで作ることが可能です。
■ 見た目が美しい
ですが、現在では、ジルコニアを使用することで、そのような問題も解決できます。
■ 歯肉に炎症を起こすリスクが低い
■ 体に悪影響を及ぼさない
■ 精度に優れる
当歯科医院は、患者様一人一人に対して、全ての器具を滅菌しています。手袋など、手用器具も、全て患者様ごとに廃棄しています。院内では、施術場所に、空気洗浄機が備えてあり室内空調を管理しています。インフルエンザウイルスの防備に最善を尽くしております。
また、体調管理の為、インプラント 抜歯時や、歯科治療時に、歯科麻酔医が、モニターで、血圧、心電図などを把握して、点滴を行い痛みの軽減、施術部位の腫れを必要最小限に抑える歯科医療を行なっております。