コラム
歯周病より怖い!?インプラント周囲炎とは?
インプラントやインプラントを使った治療法「オールオン4」は、人工歯根を埋め込み、人工歯を被せて噛む機能と見た目を回復する治療法ですが、「人工物なので虫歯にならないから」と、天然歯よりも健康リスクが低いように思われがちです。
ですが、人工のものとはいえ、人工歯根を骨と歯茎の中に入れているので、お手入れが不十分な場合、その境目から細菌感染を起こすことがあります。
これは天然歯でいうところの歯周病の状態に近いものですが、実はインプラントの場合、歯周病よりもリスクが高く、しっかりとお手入れを行わないと病状が急速に進むことがあるので注意が必要です。
インプラント周囲炎はインプラントを失う主な原因となるものです。
今回はインプラント周囲炎とはどういうものか、また、かからないようにする対策についてもご紹介します。
オールオン4は歯周病でも可能?
あごの骨にインプラントを立てて人工歯を固定するオールオン4は歯周病があってもできるのでしょうか?
歯周病は歯を失う原因のナンバーワンの病気で、その原因菌である歯周病菌はインプラントにも同様のダメージを与えることが分かっています。
そこで今回は、歯周病があってもオールオン4は可能なのか、ということについて見ていきたいと思います。
骨粗鬆症でもオールオン4はできる?
オールオン4は歯が全くない方、もしくはほとんどない方向けのインプラント治療法です。オールオン4はインプラントを骨に埋め込む必要があるので、骨の状態がどのような状態であるか、というのはとても重要な問題です。
骨に問題をきたす病気として、骨粗しょう症という病気があり、とくに閉経後の女性に多く見られますが、骨粗しょう症でもインプラント治療は可能なのでしょうか?
入れ歯の長期使用で骨が痩せていてもオールオン4ならインプラントが可能になるかも
これまでに、インプラントをしたいと歯科で相談したら「骨が足りない」という理由で断られたことのある経験ある方もいるのではないでしょうか。
通常インプラント治療では、インプラントを骨の中に埋め込み人工歯を安定させなければならないので、インプラントを埋め込むための骨が十分になければなりません。
そのため、たとえば、歯を多く失って入れ歯を長期間入れていた場合にはインプラント治療を断られることが多くあります。
ですが、オールオン4ならそのような経験のある方でも施術が可能になることが多くあります。
オールオン4とオールオン6は何が違うの?適応症や治療費、手術時間の違いについて解説!
オールオン4とオールオン6は、歯をすべて失ってしまわれた方、もしくはほとんど失ってしまっている方を対象としたインプラント治療法です。
オールオン4やオールオン6で表わされている数字はインプラントの本数で、片顎(上または下)に4本、または6本のインプラントを埋め込んで歯を回復する、という意味になります。
両者において行う治療内容は同じで、違うのはインプラントの本数だけなのですが、なぜこのような違いがあるのか、その適応症の違い、そして費用や手術時間の違いについて解説していきます。
オールオン4は空港の金属探知機に反応する?飛行機には乗れる?
オールオン4はあごの骨に4~6本のインプラントを埋め込み、人工歯を支える治療法です。
インプラントは主に金属のチタンを原材料としているため、複数のインプラントが入っている場合、空港の金属探知機に反応してしまうのでは?飛行機に乗れなくなってしまうのでは?と気になっている方もいるかもしれません。
そこで今回はインプラントが空港の金属探知機に反応することはあるのか、また問題なく飛行機に乗れるためにしておきたい対策についてご紹介します。
オールオン4治療を成功に導くためのポイントは?
全ての歯を失ったあごの骨にインプラントを最低4本立て、その上に連結した人工歯をたてるオールオン4は、固定式でしっかり噛めるため、見た目の回復にもお口の機能回復にも大変効果が高い治療法です。
また、必要なインプラントの数が通常のインプラント方法よりも少ないため、費用が抑えられるというのもオールオン4の魅力ですが、保険が適用されず高度な技術を必要とする治療であることから、治療費はやはり安いとは言えません。
そのような理由からも、オールオン4をやるからにはできるだけ長持ちさせたいものです。
今回はオールオン4を成功に導き、長持ちさせるためにはどのようなことに留意すべきか、ということについてご紹介します。
オールオン4の自宅でのお手入れには何を使うの?
オールオン4はインプラントを使った治療法の一つで、あごの骨に埋め込んだインプラント部位と、それらによって支えられている人工歯の部分によって構成されています。
これらはすべて人工のものではありますが、細菌の繁殖を防ぐために、ご自分の歯と同様、毎日丁寧なケアをすることがまずは重要になってきます。
しかし、複雑そうに見えるオールオン4の装置をお手入れするには特別な道具が必要になるのだろうか?と疑問に思う方は多いようです。そこで今回は自宅でのお手入れに必要なものについてご紹介していきます。
オールオン4の定期検診の内容や頻度は?
オールオン4の寿命を左右する要素として最も重要なことは、いかにオールオン4のメインテナンスをしていくか?ということです。
メインテナンスを行っていくうえで大事なのが、歯科医院での定期検診です。
今回は、オールオン4の定期検診ではどのようなことを行うのか、また、どのくらいの頻度で受けるものなのか、ということについて解説していきます。
歯ぎしりはオールオン4に影響ある?
歯ぎしりは歯に大きな負担をかけ、歯を破折させてしまうなど、歯をだめにしてしまうことがあります。これは、インプラントやオールオン4に関しても同様なのでしょうか?
今回は、歯ぎしりが及ぼすオールオン4への影響について、またその対策についてご紹介していきます。