コラム
オールオン4のメリット・デメリット
オールオン4は、歯が全くない方でも、少ない本数のインプラントで手術後すぐに噛めるようになるなど、メリットの多い治療法です。ですが、どんな治療法にもデメリットというのはあります。
治療法を選択する場合には、メリットだけでなくデメリットも知り、慎重な判断をすることが大切です。
そこで今回は、オールオン4のメリットとデメリットについてご紹介していきます。
オールオン4を入れている人の飲酒について
適度な飲酒は健康増進効果があると言われますが、飲み過ぎはご存知の通り、体にとって毒となります。そして、大量飲酒というのは、体だけでなくお口の健康状態にも色々と悪い影響を与えます。それは、オールオン4に関しても例外ではありません。
オールオン4は人工の歯ではありますが、生体に埋め込まれている以上、お口の環境に状態が左右されます。
今回は、飲酒がオールオン4に与える影響について見ていきたいと思います。
嘔吐反射が強い人にオールオン4が向いている理由
喉の方にものが入るとオエッとなってしまう反応を「嘔吐反射」と呼びますが、この嘔吐反射には個人差があります。
嘔吐反射は、異物が食道の方に行かないようにするための体の大事な反応ですが、ときにその反応が強すぎて、歯ブラシで奥歯を磨くときにオエッとなってしまう、歯医者の治療の時に少し器具が入るだけでも吐き気を感じて辛い、という人もいます。
そのような方にとって、入れ歯、特に総入れ歯を入れることはとても辛い選択になってしまうことがあります。
オールオン4は、歯が全くない方に対応した治療法ですが、嘔吐反射が強い方にもとても向いている治療法です。
オールオン4の寿命を左右する歯磨きの仕方とは
オールオン4は、インプラントを顎の骨に埋めて連結した人工歯を支えるという治療法です。インプラントは人工物なので、天然の歯とは違って虫歯にならないし、悪くなりにくいと思われていることがありますが、確かに虫歯にならないとは言え、構造的には天然歯のように顎の骨に埋まっているものであるため、周囲からの細菌感染には十分な注意が必要です。
そのため、毎日のお手入れ方法は非常に重要で、オールオン4の寿命を左右するものとなります。
そこで今回は、オールオン4をできるだけ長持ちさせるための歯磨きの仕方についてご紹介します。
総入れ歯、歯を失って老けた印象も、オールオン4で若々しく!
総入れ歯が合わずによく噛めない、歯を失って老けた印象になってしまった、という方でも、オールオン4ならしっかりと噛めるようになり、お口の正常な機能を働かせることができるようになることで、次第に若々しさを取り戻すことができます。
全身疾患、持病があっても、高齢でもオールオン4は可能?
オールオン4は、顎の骨にインプラントを埋め込む手術が必要ですので、全身疾患のある方、持病をお持ちの方、高齢者の方においては、細心の注意が必要になってきます。
また、ご病気の状態によっては、治療が受けられない場合もあります。
今回は、全身疾患や持病をお持ちの方、高齢の方の場合のオールオン4についてご紹介していきます。
オールオン4を受けるなら、駅・バスともにアクセスの良い五十嵐歯科医院で
歯を失っても少ない本数のインプラントで全体的に噛めるようになるオールオン4。この治療法に興味があっても、「いったいどこの歯科医院で治療を受けるのがいいかわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
オールオン4はインプラント治療法の一種で、特殊な技術を必要とする難易度の高い治療法です。もちろん、費用も決して安くはありません。そのため、治療を受けるならば、技術力が高く、経験豊富な歯科医師の元で治療を受けるということは非常に大事になってきます。
そして、それに加えて、通院のため、そしてその後のメンテナンスを続けて行くためにも、「アクセスがよく、通院しやすい」ということが、大事な要素となります。それに加え、もし急なトラブルがあった際に、すぐに通うことができると安心ですよね。
オールオン4の費用
ほとんど、もしくは全く歯がない場合、インプラント治療を選択すると、通常だとかなりの費用がかかってしまいます。
それに加え、歯がなくなった場所というのは、骨が痩せてしまっていて十分に骨がないことが多く、骨を作る手術も必要になり、さらに費用の負担が増えてしまうことになります。
ところが、オールオン4という新しい治療法なら、通常の方法だと片顎10本〜12本のインプラントを埋めるところを、最少本数4本のインプラントで全体的に歯を回復することができ、それに加えて、骨を増やす治療も不要になることが多いため、治療費用をかなり抑えることができます。
オールオン4の手術後の痛みや腫れを速やかに引かせる対処法とは
オールオン4治療では、「インプラントを埋め込む」という手術が必要になります。そのため、手術中の痛みや術後の痛みや腫れがどのくらい出るのか、何日くらい続くのか、というのはとても気になることですよね。
オールオン4治療では、埋め込むインプラント本数が少なくて済むので、その分体に負担がかからないというのが大きなメリットですが、インプラントを埋め込むという手術自体は避けられませんので、やはり体の反応というのは程度の差はあれ、出てきてしまいます。
とは言え、なるべく痛みや腫れというのは早く引いて欲しいものです。
今回は、オールオン4やインプラント手術後に当院が行っている、術後に痛みや腫れを速やかに引かせる方法についてご紹介します。
オールオン4の治療期間
オールオン4は、すべて歯を失った顎に、少ない本数のインプラントを埋めて全体的に歯を支えることを可能にする治療法ですが、インプラントを使用する治療法というと、期間が長くかかってしまうのでは?と疑問を持たれている人もいるかもしれません。
私たちは、毎日食事をしますし、周囲の人とも関わっていかなければなりませんので、治療期間が長くかかってしまう治療法、歯が入るまで長くかかる治療法というのはやはり考えてしまうものです。
今回は、そのような疑問をお持ちの方に、オールオン4の治療期間についてご紹介します。