オールオン4は、片顎に4〜6本という少ない本数のインプラントを埋めて、早ければ当日に全体的な歯の見た目の回復、噛む機能の回復をすることができる治療法ですが、インプラントを埋め込むための「手術」が避けられません。
「手術」というと、「入院が必要になるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんね。
そこで今回は、オールオン4の手術は、入院が必要になるのか、もしくは、日帰り手術が可能なのか、ということについて見ていきたいと思います。
オールオン4手術の流れ
実際の手術の日には、大まかに次のような流れで治療が進められます。
麻酔
歯茎に、局所麻酔をします。これは通常の歯科治療の際に行う麻酔と同じものです。オールオン4手術の際には、通常、不安な気持ちを感じずに落ち着いて手術が進められるよう、点滴でリラックス麻酔(静脈内鎮静法)をしながら行います。
インプラントの埋め込み
麻酔が十分に効いたら、インプラントの埋め込みを行います。麻酔がしっかりと効いた状態で行いますので、痛みは感じません。
仮歯の装着
あらかじめ準備しておいた仮歯を装着します。
オールオン4手術では入院が必要?
オールオン4の手術は、それほど時間がかかるわけではないため、通常は上下必要ならば同時に行います。
仮歯に関しても患者様に合ったものをあらかじめオーダーメイドで作ってありますので、
ほとんどの場合、その日のうちに装着することが可能です。また、その日に装着できない場合でも、数日中に入れることが可能です。
リラックス麻酔に関しても、全身麻酔とは異なり、完全に眠ってしまうわけではないので、醒めるまで院内で休憩していただければ、ご帰宅いただけます。
そのため、オールオン4の手術に関しては、入院は必要なく、その日のうちにお帰りいただける日帰り手術となります。
静脈内鎮静法でボーッとした意識はすぐに戻る?
そのため、車や自転車、バイクなどの運転は控えていただき、タクシーや公共交通機関、もしくはお迎えの方に来ていただくか、ということになります。
このように、たった一日でお口の見た目を改善でき、噛めるようになるオールオン4でも日帰りでの手術が可能です。
五十嵐歯科医院ではこれまでに多くのオールオン4治療を行っておりますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。