入れ歯を長年使ってきた方は、これまで何度不具合に泣かされてきたことでしょうか。
その都度、歯科クリニックに行き歯医者に入れ歯を調整してもらい、しばらくはそれですごせますがまた新たなトラブルが出てくる、その繰り返しではないでしょうか。入れ歯のトラブルに悩まされている人なら一度はインプラント治療を検討したことがあるはずです。インプラントのメリットを聞くたびに「入れてみたい」と思います。
しかしインプラントの治療費は安くありません。それでもし、料金のことでインプラントを断念した方がいましたら、おすすめしたい治療法があります。それは「オールオン4」です。オールオン4は、インプラントのメリットを受けられるのに、インプラントより治療費が安いのです。もちろんオールオン4の治療を受ければ、入れ歯から解放されます。
入れ歯には「このような苦労」があります
痛み
入れ歯のトラブルで最も困るのが、痛みです。普通に装着して、普通にものを食べているだけで痛みが走ることがあります。それは入れ歯を乗せる「顎堤(がくてい)」の部分が加齢などによって収縮してしまっているからです。入れ歯が合わなくなってしまったので、食材を噛んだときに力が1カ所に集中してしまい、それが痛みにつながってしまうのです。
もちろん新しい入れ歯をつくれば解決しますが、またしばらくして顎堤の収縮が進めば同じトラブルに見舞われます。
話しにくい
入れ歯を入れているときに話しにくくなる人もいます。これは入れ歯という「巨大な異物」が口の中という狭い空間に入ってきてしまったため、声を出したときの「共鳴」が乱れてしまうからです。
また正しい発音は舌を巧みに動かす必要があるのですが、入れ歯が舌の動きを邪魔してしまうのです。話しにくさも入れ歯が合わなくなると悪化します。
食べにくい
入れ歯を入れてから年月が経つと、次第に食べにくくなってきます。入れ歯は毎日つけているので食べにくさの変化に気づきにくいかもしれませんが、入れ歯の変形は確実に咀嚼に影響を与えているのです。
入れ歯の食べにくさを実感できるのは、新しい入れ歯につけかえたときでしょう。新しい入れ歯は顎へのフィット感が復活しているので、長年使っていた以前の入れ歯が食べにくかったことを実感できるはずです。
気持ちが沈む
人前でポロリと入れ歯が外れてしまって恥ずかしい思いをした経験はありませんか。そのときの周囲の人の目は深く印象に残っているはずです。入れ歯はときに、気持ちを沈ませます。特に入れ歯を入れてまだ時間が経っていない方は、誰かと喋るのも嫌になってきます。いつも「入れ歯を見られている」ような気がするからです。
さて、入れ歯のデメリットをみてきましたが、このようなトラブルの多くは、オールオン4にすることで解消することが期待できます。
オールオン4はなぜ普通のインプラントより安いのか
この12本の人工歯(オールオン4)は、入れ歯のように毎晩取り外して洗浄することはありません。オールオン4はつけっぱなしにしておき、歯磨きもできます。
一般的なインプラントの場合、例えば12本の人工歯を入れようとすると、12本のインプラントを埋め込まなければなりません。そのため治療費も格段に上がってしまいます。12本のインプラントをいれると、500万円を超えることは珍しくありませんが、オールオン4なら200万円前後に収まるはずです。ただ治療費は歯科クリニックによって大幅に変動しますので、必ず事前に確かめることをおすすめします。
オールオン4は骨移植が不要
しかしオールオン4では骨移植はしません。
「同じくインプラントを埋めるのになぜ骨移植が必要ないのか」という疑問がわくと思いますが、それはオールオン4で埋めるインプラントは、自由な方向に挿入できるからです。つまりオールオン4なら、顎の骨の最もしっかりした場所にインプラントを埋めることができるわけです。しかも12本の人工歯を入れるのにインプラントは4本しか使わないので、骨が丈夫な箇所も容易に探すことができます。
まとめ~オールオン4に替えて「得られるもの」
まず、天然の歯に近い噛み応えが得られます。かなり硬い食材でもざくざく食べることができます。それは快感ですらあります。そして話しやすくなるはずです。オールオン4は顎にがっちり固定されているので、口のなかの声の共鳴が乱れないからです。口のなかがシャキッとすると、身も引き締まります。口元を気にしなくなるので、人とのコミュニケーションに集中できます。これらはすべて、生きる喜びと生きていく自信につながるでしょう。